このページでは給湯器の操作リモコンの表示・電源が勝手に消える症状について記載しています。
もくじ
運転ボタンのランプが付いているなら正常
給湯器リモコンには省エネモードが搭載されており、ユーザー側でそれを解除していない限り一定時間操作がなければ給湯温度等の表示がOFFになります。
これを確認するには運転ボタン部分のランプが付いているかどうか、あるいはそのままの状態でお湯を出した時にリモコンが表示されるかどうかを確認してください。
省エネモードの解除方法はリモコンの取扱説明書をご覧ください(給湯器の種類によっては、給湯器の説明書ではなくリモコンの説明書に記載されています)。
運転ボタンのランプが消えている場合
考えられる故障内容
- メインリモコンの経年劣化、故障の可能性があります
- サブリモコンの経年劣化、故障の可能性があります
- 基板の経年劣化、故障の可能性があります
- リモコン線の断線、腐食の可能性があります
- 停電等により給湯器への電源供給が遮断された可能性があります。
運転ボタンのランプも消えていて、再度電源ボタンを押さなければお湯が使えないという場合は、上記のことが考えられます。
エラーを出した状態で一定時間が経過した時、勝手にリモコンの電源が落ちることもあります。表示されるエラーがE760の場合は、リモコン線の一部が腐食している可能性があります。
もし運転ボタンのランプが勝手に消えているという場合は、給湯器に不具合がある可能性が高いです。直ちにメーカーに連絡してください。
屋外設置の給湯器の場合はリモコン線腐食の可能性が高い
屋外に設置されている給湯器で「リモコンの電源が勝手に切れる」という症状の場合、リモコンそのものが故障している可能性以上にリモコン線が腐食していて、接触不良を起こしている可能性が高いです。
ある程度、電気的な知識があるユーザーであれば、リモコン線の腐食部分を取り除くことで復旧させることも可能です。この場合はショートさせないように配慮したうえで作業を行ってください。
給湯器のリモコンに関するトラブルまとめ
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