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給湯器関連の詐欺に引っ掛からないための方法

水回りのトラブルに乗じた詐欺が急増中! 給湯器関連の詐欺に引っ掛からないための方法

このページでは給湯器関連の詐欺に引っ掛からないための方法について記載しています。

水回りのトラブル等に関する相談件数は年々増加傾向

暮らしのレスキューサービス「サービスごとの相談件数」

暮らしのレスキューサービス「サービスごとの相談件数」

こちらは政府広報オンラインと呼ばれる、国が発信している情報サービスの一部になります。

暮らしのレスキューサービスと呼ばれる、様々なトラブルを解決してくれる窓口がトラブルの温床になっているという内容です。最も多いのはトイレ関連のトラブルですが、鍵を紛失してしまった人の為のサービスや蜂の巣などの害虫駆除など手広くやっている業者が多いとのこと。

もちろん真っ当な業者もいるのですが、一般ユーザーにとって悪徳業者との区別が付きにくく、ユーザー側から依頼をされて動くという部分で「無理やりサービスの利用を迫ったわけではない」という関係性が構築されやすいこともあり、一般ユーザーからの相談件数が年々増えています。

給湯器関連の主なトラブルの内容と対策法

給湯器関連の主なトラブルの内容

  • インターネット広告等を見て、ユーザー自身の意志によって業者を選択している。
  • 緊急性の高い依頼が多く、ユーザーが他業者との比較検討をしていない。
  • 見積もりは無料という話のはずが費用を請求されたり、見積もりの流れでそれを断れないような状況を作られる。
  • 作業が雑で杜撰だったり、解約時にキャンセル料を請求されたり、クーリング・オフに応じてもらえないことがある。

給湯器は生活に密着しており、故障対応に緊急性があります。どんなに冷静に対応しようと思っても、一刻も早くお湯を使える状況にしなければという焦りが生じ、そこに付け込まれるリスクが高いです。

関連記事インターネットで給湯器の修理業者を探すときの注意事項

給湯器関連の詐欺・トラブルに巻き込まれないための対策

  • 「業界最安値」などの言葉に安易に飛びつかない
  • 給湯器交換の場合、複数の業者を比較すること
  • 見積もりが無料であることの証明を確保しておく
  • 最終手段はクーリングオフ

インターネット集客をしている業者の多くは、自社が業界最安値かつ見積もりが無料である点をアピールしていることが多いです。このような場合は「業界最安値(自社調べ)」であることが多く、この言葉には何の意味もありません。

見積もりが無料としながらも、その裏で「見積もりは無料だけど基本料が発生する」などの言い分を持つ業者もいるため、見積もりが無料であることの証拠は確保しておきましょう。ホームページのスクショ等でも結構ですが、その際には自身が誤認していないかどうかの確認もしておきましょう。

もし「クーリング・オフに応じてもらえない」等のトラブルがある場合は、専門の相談窓口が設けられているので、泣き寝入りすること無く相談してみることをおすすめします。相談窓口などを案内する「消費者ホットライン」は全国共通の電話番号で「188」です。

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給湯器の修理はメーカーサービスへ

給湯器を交換できる業者は数多く存在しますが、給湯器の修理ができる業者は限られています。給湯器交換の場合は複数社から見積もりを貰うことが重要ですが、給湯器の修理に関してはそれが無駄足になることも多いので注意が必要です。

給湯器は修理するよりも交換してもらった方が業者としての利益は大きいため「手広く集客して交換は自社で請け負い、修理はメーカーサービスに依頼する」という中間業者が多く存在します。この場合ユーザーにとって恩恵はなく、修理の時に中間マージンを取られてしまうリスクを背負うだけになってしまう可能性が高いです。

メーカーサービスに給湯器の修理見積もりを出してもらい、その額に納得できずに別の業者を手配したところ、巡り巡ってまた同じ人が修理現場に来たということもあるくらい、給湯器の修理が可能な人間は限られています。

給湯器を修理したいならメーカーサービス、給湯器を交換したいなら複数の業者を比較・検討することをおすすめします。

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