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バランス釜の種火を消し忘れると危険?

バランス釜の種火を消し忘れると危険? 付けっぱなしによるデメリットとは?

このページでは、バランス釜の種火を消し忘れると危険かどうかについて記載しています。

バランス釜の種火を消し忘れると危険?

バランス釜の種火を消し忘れても、それ自体が危険ということはありません。風の流れで火が消えてしまってもガスが止まらないということはありませんし、バランス釜が過剰に熱を持つこともないです。

経年劣化の一つで「なかなか点火しない」という症状になった時、再点火するのが難しいということで種火を付けっぱなしにしている人もわずかですが存在します。何かあった場合はエラーを出して運転が停止するので安心してください。

バランス釜の種火を付けっぱなしにするデメリット

  • ガスを消費する
  • 電池を消耗する(電池式の場合)
  • 定期的な換気が必要になる
  • ガスメーターがエラーを出す可能性がある

ガスの消費量が増えてしまう

バランス釜の種火を付けっぱなしにすることは直接的な危険性には結びつかないものの、燃料費などのコストに悪影響を与えるため、省エネの観点からも種火はこまめに消すのがおすすめです。

電池を消耗する

電池を使用するタイプのバランス釜の場合、火が付いている間は常に電池を消耗します。

点火するときのスパークに電池を使用していると思ってしまいがちですが、実は安全装置の動力も電池によるものなので、ずっと火を付けているとあっという間に電池残量が無くなってしまうでしょう。

定期的な換気が必要になる

種火を付けっぱなしにしていると、定期的な換気も必要になります。

そこで窓を開けっぱなしにしていると、今度は空気の流れで結局種火が消えてしまうことも十分に考えられるので、基本的に種火は消すのが望ましいでしょう。

ガスメーターがエラーを出す可能性がある

長時間少量のガスを使用し続けることで、ガスメーターがガス漏れとして検知し、エラーを出してしまうことがあります。この場合は、ガスメーターのエラーをリセットしなければなりません。

以下に東京ガスによる「ガスメーター復帰方法」の動画を掲載しています。エラーが出てしまった場合は、ぜひ参考にしてください。