このページでは給湯機能のみの給湯器を選ぶ場合の注意事項について記載しています。
給湯機能のみの給湯器とは
今では給湯器と言えば、追いだき機能や湯張り機能等のお風呂に関する機能を持っているものが主流で、更に暖房機能を有するものを使用しているユーザーが非常に多いです。
しかし中には「給湯器は給湯機能だけあればいい」と考える人もいます。そういう人に人気なのが給湯機能のみの給湯器(給湯専用機)です。
料理店の厨房に設置されている給湯器は給湯機能のみの場合が多いですし、美容室なんかもそうです。一般ユーザーでも「お風呂は入らないけどシャワーは浴びたい」という人に人気があります。
給湯専用機のメリット・デメリット
- ふろ機能や暖房機能を有する給湯器よりも本体価格が安い(同じ燃焼能力で比較した場合)
- 機能がシンプルで壊れにくい(壊れる部品が少ない)
- お風呂に入りたい場合にやや不便
給湯機能しかない場合はふろ水や暖房水を循環させるポンプ等の部品が不要なため、部品の点数が少なくて済みます。実際に給湯専用機の耐用年数も7年~10年であり、決して複合機よりも長持ちするという意味ではないものの、シンプルで壊れにくいということは言えるでしょう。
価格帯も安く、激安の施工店を探せば物によっては取付費用込みで10万円以下も珍しくありません。以下にリンナイの給湯専用機の希望小売価格を目安として引用しています。
キッチンや洗面など複数箇所でお湯を使い、追いだき機能が不要という人にとって最適な機種選定になるでしょう。
お風呂に入る場合は浴槽にお湯を貯めて入浴することも可能ですが、ぬるくなったお湯を追いだきすることができないため、複数人数だと最後の人がぬるくなってしまいますし、1人の場合でも毎日お風呂の水を交換しなければならないという点でデメリットがあります。
給湯器専用機を使いながら、快適にお風呂に入りたいという場合は「電気でお風呂を保温してガス代の節約にもなる家電製品」があります。興味のある方はぜひ参考にしてください。