このページは給湯器のガス代、灯油代、電気代の節約術について記載しています。
もくじ
給湯器のガス代、灯油代、電気代の節約術
給湯温度を必要に応じて変更する
ふろ追いだき機能付き給湯器の場合、台所と浴室にそれぞれ操作リモコンが設置されていると思います。
シャワーは40℃前後のお湯を使用したいという方が多いと思いますが、台所で食器洗いをするときはそこまで高い温度を求めないという人も多いはず。しかし温度を切り替えるのが面倒でそのまま使用したりしていませんか?
必要に応じてこまめに給湯温度を変更することによって、給湯器の出力も必要最低限にすることができます。その結果、燃料費を抑えることができるでしょう。
お湯の出しっぱなしはやめてこまめに止水する
節水の分野でも言われていることですが、お湯の出しっぱなしをやめて止水することも有効です。
あまり極端に細かく止水することは、点火回数が増えるという面で給湯器にあまり良くない一面もありますが、歯磨きや洗顔の時はお湯の出しっぱなしをやめてこまめに止水するのがおすすめです。
入浴は出来る限り間隔をあけずに入る
追いだきの回数を減らすことも有効です。「どうしても入浴時間が遅くなってしまう家族がいる」という場合は仕方ないですが、そういうことがなければ入浴時間は家族で間隔をあけずに次々と入るのが望ましいです。
ちなみに最後の1人がお風呂に入るまで時間が空く場合は、保温をして待つのも入る寸前に追いだきするのも燃料費はあまり変わりません。
入浴後は浴槽にふたをする
入浴後は風呂ふたを使うと保温効果に期待できます。風呂ふたを使うのと使わないのとではお風呂の温度低下に大きな差が出ますが、風呂ふたを使うことで結果的に追い炊きの回数を減らすことが可能です。
お湯を使用しない時はリモコンの電源を切る
お湯を使用しない時にリモコンの電源を切ることで、給湯器の待機消費電力を節約できます。最近の給湯器は省エネ設計になっていて、一定時間操作がなければ表示が消えるように設計されていますが、自分で切るのが一番ロスの少ない方法です。
雪国に住んでいる方は「リモコンの電源を切っちゃうと凍結しちゃうんじゃないの?」と思う人もいるのではないかと思います。給湯器の凍結予防はコンセントプラグが差さっているだけで動作するため、リモコンの電源は関係ありません。
関連記事凍結予防にはリモコンの電源を入れっぱなしにしなきゃだめ?
凍結防止ヒーター用節電器を導入する
外付けの凍結予防ヒーターを使用している寒冷地住まいのユーザーは、凍結防止ヒーター用の節電器を導入することで、ヒーターに必要とされる電気代を大幅にカットできます。
節電器自体は決して安くありませんが、地域によってはすぐに元を取れるだけの活躍をしてくれるでしょう。
お湯張りと追いだきはどっちのコスパが良い?
意外と知られていないのですが、お湯張りと追いだきは燃料の面から言うと大差ありません。水道料金の面から言えば残り湯を使った追いだきの方が安く済みますが、この場合はレジオネラ菌等の衛生面に注意が必要です。