このページでは、断水時に追いだきができない症状について記載しています。
断水時に追いだきができないのは仕様
断水の知らせがあった時に「シャワーが浴びられないなら、浴槽に水を貯めておいて追いだきして入ろう」というユーザーが一定数いますが、給湯器に給水圧がかかっていないと追いだきはできません。
断水時に追いだきをしようとしても動作せず、エラー632などの表示を出して停止します。
注意
2005年以前に製造された機種なら給水圧がかかっていなくても追い炊きが可能です。
断水時に追いだきができない理由
給湯器では給湯回路とふろ回路が別々に構成されていますが、この2つは混ざらないような構造になっています。
元々は混ざるリスクそのものがゼロに近かったのですが、お湯張り機能が主流になってからは給湯とふろ水の距離が近くなりました(もちろん混ざることはないように作られています)。
2005年の水道法の改正に伴って、断水時に湯張り動作を通じて給湯が逆流しないように給水圧がかからないとおいだきができない構造になっています。