記事内に広告を含みます

給湯器から黒煙が出ている時に給湯器内部で起こっていること

給湯器から黒煙が出ている時に給湯器内部で起こっていること

このページでは、給湯器から黒煙が出ている時に給湯器内部で起こっていることについて記載しています。

給湯器から黒煙が出ている状態

不完全燃焼が進行すると黒煙に発展する

給湯器から黒煙が出ている場合は、不完全燃焼を起こしています。熱交換器のフィンが詰まっていて排気が外に出ていけなかったり、煙突の物理的な破損や水漏れによって排気通路部が塞がれてしまっている可能性が考えられます。

屋外型給湯器を囲っている場合は注意

基本的に黒煙は経年劣化で見られる症状ですが、新品の給湯器から黒煙が出ているという場合は施工方法に問題がある可能性が高いです。

特に屋外設置の給湯器で「直接雨風が当たらないように囲っていて、それが原因で排気がうまく出ていけない」という場合に起こります。屋外型給湯器を囲う行為は、一酸化炭素中毒や火災の原因になるため、このように施工されている場合は施工業者に相談してください。

黒煙が出ていてもエラーが出てないなら使ってもいい?

状況にもよりますが、給湯器の故障はすべて早期発見できれば被害が最小減で済むことが多いです。不具合が出ているのに無理やり動かすことで、本来調子がおかしかった部品以外にも被害が広がる可能性もあります。

黒煙が出ていてもエラーを出さずにお湯が使えているケースもありますが、すぐに安全装置が作動する可能性が高いため、直ちに使用を停止してメーカーに連絡してください。

黒煙によって家の外壁が黒く変色する二次被害が予想されます。自分の家ならともかく、お隣の外壁を黒くしてしまうと弁償責任の話になってくるため、黒煙が出ている場合は直ちに使用を停止することをおすすめします。