このページでは給湯器の冬の電気代について記載しています。
もくじ
給湯器の冬の電気代が高い理由
単純に寒い時期の方が使用量が多い
夏場よりも冬場の方が給湯器の使用量が大きいため、年間を通して冬の電気代が一番高くなることが多いです。
単純に使用時間も増えることが多く、仮に使用時間が一緒だったとしても冬の方が入水温度が冷たいので、設定温度まで温めるのに多くのエネルギーを必要とします。
寒冷地で屋外設置の場合は凍結予防が働く
寒冷地で屋外に給湯器が設置されている場合は、凍結予防が働くことがあります。給湯器では外気温を測定しており、氷点下近くになると凍結を防止するための動作に入ります。
- ヒーターが熱を持ち、給湯器内部の各配管を温める
- 床下の追いだき配管が凍結しないように循環ポンプが動作する
- ファンモーターが給湯器内の換気を外に出すために動作する
これらの動作は夏場の暖かい時期には動作しないものなので、冬の寒い時期は余計なエネルギーを消費していることになります。
外付けヒーターを使用している場合は注意
雪の降るような寒冷地の場合、給湯器内部のヒーターとは別に給水・給湯配管に凍結予防ヒーターを巻き付けていることがあります。この凍結予防ヒーター自体は必要なものなのですが、氷点下に程遠いような温度でも動作してしまう製品が多いので注意が必要です。
おすすめなのは節電器を導入することで、より氷点下に近い時だけヒーターを動作させるという仕組み作りです。節電器自体は延長コードのような感じで導入可能なので、冬場の給湯器の電気代に悩んでいる方はぜひお試しください。