このページでは、給湯器の水漏れの中でも「パッキンの経年劣化による水漏れ」について記載しています。
もくじ
パッキン劣化による給湯器の水漏れは簡単に直せる?
水漏れで1番多いのが部品とパイプの接続部からの水漏れ
給湯器の水漏れ修理で1番多いのがパッキンの劣化による水漏れです。主に使われているパッキンがOリングと呼ばれるゴム製のパッキンなのですが、これが経年劣化によって弾力性を失って水漏れしてくることが多いです。
パッキンの交換なら修理費用は安い?
パッキン自体はサイズなどによって金額も変わりますが1個当たり数十円程度で、給湯器の部品の中では最も安いものです。作業料も非性能部品に分類され、1点当たり5000円以下の作業料になることが多いです。
ただしパッキンの劣化が起こっている場合、給湯器全体の経年劣化も進んでいることが想定されます。現時点で水漏れしているのが1箇所だったとしても、そこを修理するだけでは他の場所からまたすぐに水漏れしてしまう可能性が高いです。
そこで修理担当者の判断によって必要な部分の水漏れ防止処置を行うことになるため、実際の作業料が5000円で済むことは考えにくいでしょう。
素人でも給湯器のパッキン交換はできる?
個人のスキルに左右されますが、比較的簡単な位置にある水メカ部品のパッキン交換なら十分に可能と思われます。しかしOリングには様々なサイズが用意されており、給湯器内部のOリングも部品によってサイズが異なるため挑戦する場合は自己責任で行ってください。
経年劣化の場合だとパイプの接続部分が固着していて部品が外れないということがよくあります。この時、無理に引っ張ったりするとパイプが曲がったり折れたりすることがあるので注意してください。