記事内に広告を含みます

給湯器のふろ自動湯張りで湯量がおかしい、溢れてしまう

自動湯張りで湯量がおかしい、溢れてしまう 考えられる原因の解説

このページでは給湯器のふろ自動湯張りで湯量がおかしい、溢れてしまう症状について記載しています。

ふろ自動で湯量がおかしい場合に考えられる原因

  • 注湯電磁弁の経年劣化、故障の可能性があります。
  • 水位センサの経年劣化、故障の可能性があります。
  • 水位センサ内で水位が狂っている可能性があります。

注湯電磁弁の故障

お湯張りする時にだけ開き、普段は閉じている水メカです。経年劣化によって故障することが多く、故障すると「お湯張りの湯量にばらつきが出る、E562を出す、循環口から水漏れしてくる」などの症状になることが多いです。

注湯電磁弁の交換だけなら出張料・作業料込みで20,000円程度ですが、経年劣化による故障の場合は他の部品も劣化していることが予想されるため、給湯器本体の交換も検討することをおすすめします。

関連記事給湯暖房機の寿命・耐用年数は10年

水位センサの故障

給湯器にはフルオートやオートというグレードが存在しますが、フルオート以上の機種の場合は「水位センサの故障」が考えられます。これは浴槽内の湯量を測定している部品です。

水位センサが故障すると浴槽内の湯量が測定できず、現在進行形で張った湯量も把握できないため、お湯張りの湯量が極端に少なくなったり多くなったりすることがあります。

水位センサの交換だけなら出張料・作業料込みで15,000円程度です。こちらも経年劣化については前項と同様ですが、さらに給湯器部品から水が漏れていて、その水がかかって故障につながった可能性があります。給湯器本体から水漏れがないかどうかを確認してください。

水位センサの誤作動

水位センサは常に浴槽内の湯量を計測・把握していますが、これが狂ってしまうことがあります。これが狂っていると実際は浴槽が空なのにも関わらず大量のお湯が入っていると勘違いされ、設定と全く異なる湯量でお湯張りが完了してしまいます。

水位センサの湯量は長年の使用で徐々に誤差が生じてしまう他、浴槽内にお湯が入った状態で停電などがあると一気に狂ってしまうため、そのような場合は後述している「水位リセット」を行ってください。

「水位リセット」の手順

水位のリセット

「お湯張りをすると風呂湯量が溢れる」という場合に、真っ先に試してもらいたいのが水位リセットです。

全自動タイプ(フルオートの給湯器)でしか有効じゃない手段ですが、セミオートの給湯器で水位リセットを行っても問題はありません(効果は期待できませんが、ご自身が使用している給湯器がフルオートかセミオートかが分からないという場合も、とりあえず水位リセットを試してみるのをおすすめします)。

水位リセットの方法は各説明書に記載があります。上記画像は一例ですが、使用しているリモコンによってやり方が異なるので注意してください。水位リセットで改善しない場合は、おそらく給湯器部品の何かが故障しているので直ちにメーカーに連絡してください。

関連記事自動湯張りの設定湯量がおかしい時は水位リセット

自動湯張りを使わずに使用するのは問題ない?

何らかの事情で「お湯張りできないだけなら修理せずにこのまま使用したい」というユーザーが一定数います。自動湯張りを使用せず、自分で蛇口を開けてお湯を貯めたり、湯量が溢れるまま使用したいという考えです。

このようなユーザーは「これが原因で他の部分が壊れたりしないかどうか」を気にすることが多いですが、給湯器本体内からの水漏れ等がなければ問題ありません。給湯器本体から水漏れがある場合は、他の部品への二次被害が考えられるので注意が必要です。

また、循環口から水漏れがあるという場合は放置することで水漏れが増えてくる可能性が高く、水道料金が増えてしまうことが想定されるため、この場合も放置はおすすめできません。

関連記事循環口からポタポタ水漏れしてくる時の原因