このページでは給湯器が故障してしまった際に「どこに連絡(修理依頼)するのがいいか」について記載しています。
もくじ
給湯器が故障した際の主な連絡先
- 給湯器メーカー
- ハウスメーカー
- 水道屋
- ガス屋
- 管理会社・大家(賃貸物件の場合)
給湯器が故障した際の主な連絡先は上記の5点です。それぞれにメリットやデメリットがあるので以下で詳しく解説します。
賃貸物件にお住まいの方は契約ルールに則って連絡してください(大抵は管理会社か大家経由で修理業者が来ることになるはずです)。
給湯器メーカーに修理依頼をする場合
- 唯一給湯器の修理可能な業者
- 原則として呼ぶだけで出張点検料が発生する
給湯器メーカーの専属メンテナンス業者を手配するには、使用している給湯器メーカーに電話するといいです。メーカーの電話番号は取扱説明書や公式サイトに掲載されています。
意外と知られていませんが給湯器の修理は給湯器メーカーでなければできません。そしてその給湯器メーカーは実際にはメーカーの社員ではなく、メーカーと契約している提携先の業者(メーカーサービス)になります。
他の業者を呼んだとして給湯器を新しい物に交換する場合は問題ありませんが、修理したいとか修理したらどれくらいの費用になるのかはメーカーサービスを呼ばなければ分からない部分です。
もし給湯器の交換を考えていない状況で他の業者に真っ先に連絡をすると、その業者がメーカーサービスを手配するという流れになり、場合によっては本来の修理料金に紹介料が乗ることもあります。
以下に各メーカーの連絡先を掲載しておきますが、連絡先は変更される可能性があるため予めご了承ください。
- リンナイ:0120-054-321(携帯電話からは0570-550-258)
- ノーリツ:0120-911-026(携帯電話からは0570-064-910)
- パロマ:0120-193-860
- パーパス:0120-260-884(携帯電話からは03-5682-4545)
- コロナ:0120-919-302(携帯電話からは0570-550-992)
- 長府製作所:0120-925-339(携帯電話からは0570-666-339)
給湯器メーカー以外に修理依頼をする場合
施工後間もない故障の場合は給湯器メーカーではなく施工店に連絡をするのが正解です。もし施工方法に問題があって給湯器が故障していた場合は、たとえ新品の給湯器でも有償修理になるため支払いで揉めることがあります。少なくとも施工してから1年以内の場合はメーカーではなく施工店に連絡しましょう。
それ以外のケースで給湯器メーカー以外に連絡をすることのメリットは特にありません。自身にとって絶対的な信頼を置いている業者に一任している等の場合は、そこに真っ先に連絡をするのも1つです。ただしメーカー以外の業者に連絡した場合でも、修理をする場合はいずれ給湯器メーカーに連絡がいきます。
この時、メーカーが料金を請求する流れが「メーカー→中間業者→ユーザー」となった場合は、メーカーが見積書を出すのも中間業者になり、ワンクッション挟むことによって修理日程に遅れが生じることもあるので注意してください。
修理業者を手配する前に確認すること
例えば「シャワーのお湯がぬるい」という不具合があった時は、シャワーの温度だけがぬるいのか、それともお湯が出るすべての蛇口でお湯がぬるいのかによって状況が変わります。
シャワーだけでその症状が起こっているのであれば、給湯器本体の故障よりもシャワー水栓の故障が疑わしいです。もしこの場合に給湯器メーカーを手配した場合、給湯器メーカーでは「給湯器は正常」という判断になりかねません。
給湯器が故障したと思ったらまずは取扱説明書を読み、その症状が本当に故障なのかどうかについて確認してみてください。そして給湯器が怪しい場合はその時に修理業者を手配するようにしましょう。