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循環アダプター(循環金具)の交換は素人でも可能?

循環アダプター(循環金具)の交換 素人でも可能?

このページでは循環アダプター(循環金具)の交換は素人でも可能かどうかについて記載しています。

循環アダプター(循環金具)とは?

循環金具

循環アダプターとは、浴槽と追い炊き配管を接続する時に使用する部材のことです。上記画像で言えば灰色部分のフィルターが浴槽内から確認できる部分で、銅部分は浴槽の外にあります。

主な役割は「給湯器側に浴槽内のゴミが入っていかないようにすること、浴槽内のお湯に温度ムラが生まれないようにしっかりと循環させること」です。循環金具と呼ばれたりもしますが、金属製とは限らず樹脂製の物も多く存在します。

循環アダプター(循環金具)の交換が必要になる理由

循環アダプターが劣化すると循環不良になる

循環アダプターは浴槽の内と外で挟むようにして取り付けられており、その間にはゴムパッキンが入っています。ゴムは熱い・冷たいを繰り返すことで少しずつ硬くなっていくため、ゴムパッキンが劣化すると水漏れの原因になりかねません。

また、古い循環アダプターだと浴槽内のお湯を上手く循環させることができず、沸き上がったお風呂に温度ムラが発生してしまうことがあります。給湯器交換の度に循環金具も交換するというケースはあまりありませんが、新しい給湯器なのに追い炊き関連が上手くいかない場合は循環アダプターに原因があるというケースも多いです。

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循環アダプターの交換はどれくらいのペースで行う?

給湯器は10年程度で交換することが多いですが、循環アダプターはそこまで頻繁に交換が必要というわけではありません。大体、給湯器が2台目~3台目で交換が必要になるケースが多く見られます。

循環アダプター(循環金具)の交換は素人でも可能?

循環アダプターは上記のように施工されています。浴槽エプロンがある場合なら、手を伸ばせば自分1人で取り付け可能な場合もあります。

ただし締め付ける場合はそれなりの力を要するため、場合によっては2人作業の方がやりやすいのも事実です(もう1人は締め付ける際に供回りしないように抑えるだけ)。

あまり強く締め付けると樹脂製の循環アダプターは割れてしまう可能性があるので注意が必要です。

タイル風呂などで浴槽エプロンが無い場合は床下作業などになり、1人では交換が難しいケースが多いです。この場合は床下作業員1人と浴槽側1人の2人作業となり、お互いが息を合わせることが重要になります。