コロナ禍の影響で給湯器の在庫不足が不安視されています。

エコジョーズ、エコフィールってお得ですか?

エコジョーズ、エコフィールってお得ですか? エコ給湯器は最終的に得をするのか

このページではエコジョースやエコフィールなどのエコ給湯器がお得かどうかについて記載しています。

エコジョーズと従来型ガス給湯器のガス料金を比較

リンナイの公式サイトでは、エコジョーズと従来型のガス給湯器の光熱費コストを比較すると年間で約18,100円お得になるという指標が出されていました。

詳しくは後述していますが、この節約できる金額は普段からのガス使用量にも左右されますし、その他にもいくつかのカラクリがあるので注意が必要です。

エコフィールと従来型石油給湯器の灯油料金を比較

日本ガス石油機器工業会の公式サイトでは、エコフィールと従来型の石油給湯器の灯油使用料を比較すると、エコフィールなら灯油使用量が年間79リットル節約できると書かれていました。

仮に灯油が1リットル100円だと仮定すると、年間で約7,900円の節約が可能ということです。灯油代はガス代に比べると変動が大きいですが、1リットル当たり100円はかなり高騰した場合の基準ですし、エコジョーズに比べるとエコフィールの節約量はやや物足りない気がします。

エコ給湯器で発生する費用、デメリット

  • 取り付け工事の際にドレン配管の施工費用が発生する
  • エコ給湯器専用の排気筒が従来の排気筒よりも高い(寒冷地の場合)
  • 中和器の交換費用が発生する
  • 従来型と比べて部品が多く、故障率がやや高い

ドレン配管の施工が必要

ドレン配管施工方法

エコ給湯器には従来型の給湯器では必要のなかったドレン配管の施工が必要になります。ドレン配管とはエコ給湯器特有の機器内部の結露のことです。

既にエコ給湯器を利用していてエコ給湯器に交換する場合は問題ありませんが、従来型からエコタイプに変更する場合は通常よりも高い作業料が発生する可能性があります。

エコ給湯器専用の排気筒が高い

給排気筒セット

上記画像は石油給湯器のエコタイプ(エコフィール)の排気筒で左側が従来型、右がエコフィール専用の排気筒です。寒冷地の場合、設置場所によっては専用の給排気筒を使用する必要があり、これは従来型の給排気筒よりも値段的に倍近い価格となっています。

施工業者の値引き率によってはそこまで価格差が生まれない可能性もありますが、気になる場合はエコタイプと従来型の両方の見積もりを貰って比較・検討することが重要です。

中和器の交換費用が発生する

中和器は従来型の給湯器には無く、エコ型給湯器で初めて搭載されることになった部品の一つです。給湯器内の結露をそのまま捨ててしまうと、排水管を腐食させてしまう恐れがあるため、中和してから捨てるという機能を持っている部品です。

一般的な部品と違って中和器自体が故障するというケースはあまりありませんが、経年劣化によって詰まったり汚れたりしてしまうことがある他、中和器そのものに寿命が存在します

給湯器に問題がなくても中和器が寿命を迎えた場合、中和器を交換する必要があるので注意しなければなりません。

関連記事中和器ってなに?|エコ給湯器に中和器が必要な理由

従来型と比べて故障率が高い

従来型よりも給湯器内部が複雑になっているため、故障のリスクが高くなっているというデメリットがあります。

前項で紹介した中和器がその最たる例で、エコ給湯にしか搭載されていない部品が故障した場合は、従来型なら修理の必要がなかった部分が故障したということになります。

エコジョーズ、エコフィールってお得?

金額の算出方法に関するカラクリについて

エコジョーズで年間に節約できるガス料金は20,000円弱であると説明しましたが、これには前提条件が存在します。基本的に使用しているガスはプロパンガスの前提となっており、都市ガス使用のユーザーにとってはここまで大きな恩恵を受けることは難しいでしょう。

その他にも一般的な家庭を例に算出したとは言いながらも、4人家族でそれなりに使用量が多い家庭を基準に算出されています。元々の使用量が多ければ多いほど節約効果も大きくなるため、このあたりのカラクリには注意が必要です。

よほど使用量が少ない場合を除き、高効率型給湯器はおすすめ

トータル的にお得になるかどうかはユーザーの使い方次第と言えそうです。特に大家族だったり普段からお湯の使用量が多いという場合は、トータルでお得になることが多いでしょう。

ただし石油給湯器よりはガス給湯器の方がエコタイプの恩恵は大きいです。エコフィールはそこまでおすすめするほどではありませんが、エコジョーズはおすすめできます。