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給湯器の法定点検を受けるメリット

9年目~10年目の給湯器点検 給湯器の法定点検を受けるメリット

このページでは、給湯器の法定点検を受けるメリットについて記載しています。

給湯器のエラーE888、E88は法定点検・あんしん点検のお知らせであり、故障表示ではありません。

給湯器の法定点検とは

給湯器の法定点検の概要

法定点検は対象が屋内式ガス給湯器・屋内式ガスふろがまで、消費生活用製品安全法による点検です。機器の経年劣化による事故を減らすことを目標として、2009年に長期使用製品安全点検制度と呼ばれる制度ができました。

それに伴い給湯器を購入した際には所有者登録をするようなルールにし、給湯器の使用から9年以上が経過したユーザーには登録情報をもとに点検を受けるように通達をするルールとなりました。これが法定点検です。

所有者登録をしている場合はメーカーからの通知もあり

所有者登録は、給湯器の取扱説明書に同封されているハガキを記入することで登録可能です。施工業者の情報を記入しなければならない部分もあるため、場合によっては施工業者の方で提出している可能性もあります。

しかし施工業者がそれを理解しておらず、説明書を見ないユーザーも少なくありません。このような場合は法定点検の制度や所有者登録自体を知らないユーザーが出てきてしまうため、給湯器本体の方で一定時間使用したらE888・E88を表示する機能が備わっています。

関連記事給湯器の所有者登録って必要?メリットは?

法定点検は経済産業省の主導によるもの

法定点検自体は経済産業省からの制度改正によって生まれたもので、2022年現時点では義務化はされておらず、罰則もありません。「事故を防ぐためにできれば点検を受けてください」というものであり、点検を受けるかどうかはユーザー次第です。

ユーザーによっては「新しい給湯器を売りたいために給湯器メーカーが勝手にやっているもの」と思っているケースがありますが、安全面での配慮から経済産業省の主導によって行われているものです。

関連サイト経済産業省 – 長期使用製品安全点検・表示制度

給湯器の法定点検を受けるメリットとデメリット

  • 点検時点での給湯器の不具合が分かる
  • 10,000円前後の費用がかかる

法定点検のメリットは「点検時点での給湯器の不具合が分かる」という点です。

対象者が使用9年以上が経過しているユーザーのため、少なからず燃焼音の大きさや排気ガスの臭い等に心配事を抱えている人が少なくありません。そういう人は点検時に確認することで安心できます。

一方で法的な拘束力が無いために義務にはなっていませんが、できるなら受けてほしいと言われている点検の費用が10,000円前後かかってしまうのは大きなデメリットと言えるでしょう。各メーカーで料金は大差ありません。

法定点検を受ける人の割合

事故を防ぐという目的のために改正された制度のため、経済産業省が目指しているのは100%のはずです。しかし点検料金が高いことや点検のための時間が取れないというユーザーも多く、2022年時点での法定点検の申し込み率はそこまで高くありません。

給湯器の耐用年数は7年~10年ということもあり、法定点検を受けても給湯器が故障しなくなるわけではないため、もし壊れてしまったらその時は交換するという前提で点検を受けない人も多いです。

ただし給湯器に限らずストーブなどの燃焼機器において、火災などの事故につながっているのはほとんどが耐用年数以上に使用している機器です。給湯器の危機寿命・耐用年数は10年のため、それを超えて使用する場合は点検を受けることをおすすめします。

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