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給湯器が故障する前兆に多い症状

音やにおい、水漏れ等 給湯器が故障する前兆に多い症状

このページでは、給湯器が故障する前兆に多い症状について記載しています。

給湯器が故障する前兆に多い症状

  • 運転音が大きい
  • においが強い
  • 水漏れがある

運転音が大きい

給湯器の燃焼音やファンモータの動作音など、給湯器がお湯を作る時に発する音が大きくなってきたと感じる場合は経年劣化や故障の前兆となっている可能性が高いです。

熱交換器やバーナーに詰まりがあると燃焼音は大きくなりやすく、これは経年劣化で最も多く見られる症状です。ファンモータの動作音は強風の日などに強くなる傾向がありますが、普段から動作音が大きいという場合は注意が必要です。

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においが強い

ガス給湯器の場合はガス臭さとはまた違ったにおいがしますが、石油給湯器なら灯油のにおいがするのは当然です。しかし程度によって状況は大きく異なります。

特にガス給湯器の場合で「排気口のそばにいると目に染みる」とか、鼻水が出てくる等の症状がある場合は経年劣化によって熱交換器やバーナーに詰まりがある可能性が高いです。石油給湯器の場合でも、排気を観察すると黒い粉のようなものが舞っているという場合は、熱交換器やバーナーがすす詰まりを起こしている可能性があります。

水漏れがある

部品同士の繋ぎ目からの水漏れは修理費用が安くて済む傾向が強く、耐用年数を既に超えている給湯器でもつい「一回だけなら」と修理を決断するユーザーが少なくありません。しかし部品同士の繋ぎ目から水が漏れてくるような状況は、別の箇所から再発する可能性が高いことも理解するべきです。

給湯器の水漏れは大半が部品接続部のゴムパッキンの劣化か銅部品に穴が空いたことによるもので、これらのほとんどが経年劣化です。早期発見の場合は修理費用が安くなることが多いため、水漏れが確認できた場合は直ちに修理依頼することをおすすめします。

給湯器が故障する前兆を感じた場合は…

まずはメーカーに見てもらうのがおすすめ

給湯器が故障する前兆を感じ取った場合は、直ちにメーカーに連絡してください。場合によっては早期発見によって被害が拡大する前に修理をすることができますし、給湯器交換の判断になったとしても余裕をもって比較検討が可能になります。

給湯器の価格相場や技術力は業者によって大きく異なり、お湯が使えていないような状況で冷静な判断をすることが難しいため、お湯が使えているような状況で交換を検討することは大きなアドバンテージとなるでしょう。

「修理が安く済みそうなら修理、高そうなら交換」という流れにしたい場合は、まず最初にメーカーに見てもらうことをおすすめします。

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使用開始から10年近くになっているなら買い替えも検討するのが鉄則

給湯器の機器寿命は10年のため、これくらいの時期に差し掛かっている場合は修理のリスクを理解するべきです。仮に今悪い箇所を修理しても、次々と別箇所が故障してしまう可能性があります。

もし高額修理になるようであれば、それを買い替え費用に充てた方が最終的にお得になるケースも少なくありません。給湯器は施工業者をしっかり選んで比較検討することで、かなり安く購入することも可能です。

使用開始から7~10年ほどになっている給湯器は、買い替えの方向も視野に入れるようにしましょう。

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