このページではお湯張りをした時に循環口から出てくるお湯が出たり止まったりする症状について記載しています。
もくじ
お湯張りが途中で止まるのは故障?
ふろ自動ボタンを押してそのまま待ち、お風呂が沸いたメッセージが流れたのにもかかわらず「湯量がおかしい/お湯がぬるい」という場合は、給湯器が故障している可能性があります。
しかし、お湯張りボタンを押した直後にお湯が止まったという場合は、不具合でないことが多いです。給湯器が正常であれば、そのまま黙って待っていると1分~2分後にお湯張りは再開されるはずです。
給湯器は元々このような動作をしているのですが、ある時ふとこれを発見し、今までも同様に動作をしていたにも関わらず「以前はこんな動きはしていなかった!」ということで修理依頼をするユーザーが少なくありません。
お湯張りが止まったり出たりするのはなぜ?
循環判定(浴槽が空かどうかの確認)をしている
ふろ自動ボタンを押してお湯張りをすると、設定湯量までずっとお湯が出続けるということはなく、何度か停止します。これを循環判定と言います。
各家庭にもよりますが、お風呂には大体200リットル程度のお湯を張ることができます。しかし中にはお風呂の栓をし忘れてしまう人もいることでしょう。
この時、循環判定がなければ200リットルを丸々捨ててしまうことになりかねません。それを防ぐためにお湯張り中は何度かお湯張りを停止し、その都度「ちゃんとお湯が張られているか(張ったはずのお湯がなくなっていないか)」を確認しています。
お湯張りが停止しても1分~2分で再開されるなら問題なし
給湯器は最初に数リットルのお湯を注湯した後、浴槽内が空かどうかの判定をするために一旦停止します。その次は循環アダプターの上までお湯を張った頃にお湯張りを一旦停止します。
この時、ポンプに水がこない時は「もしかして栓をし忘れているのでは?」ということで、エラーを出して停止します。この時のエラーは大体E632です。このように残り湯がある状態からお湯張りが行われているのか等の判断のためにも、何度かお湯は出たり止まったりを繰り返します。
循環判定の場合は1分~2分程度お湯が停止することはありますが、そのまま待っていればお湯張りが再開するので問題ありません。もしお湯張りが再開しない場合はエラーを出すので、その時はメーカーに連絡してください。